Marketoの勉強、本当に順調ですか？

どうも。Adobe Marketo Engage（以下Marketo）未経験入社ですが、今では後輩に教える機会も増えてきた森脇です！

そんな私も勉強を始めた頃には、「どこから勉強したら良いのかわからない」、「自分がわからないことが何かわからない」といった悩みを持っていました。他の初心者の方に聞いてみたところ、同じような悩みを持っている方は多かったです！
また、「勉強のために勝手に触って、何か失敗するのが怖い」という声も聞きます。
今回はそんな悩みを持っているMarketo初心者のために、私が実際にやっていた勉強法を一部紹介いたします。

まずは手を動かしてみる

いきなり結論ですが、「どこから勉強したら良いのかわからない」という人はまず手を動かして、実際にいろいろ作ってみましょう。
そうすることで、「自分がわからないことが何か」も見えてきます。

また、勉強が進まない原因の1つに、「やったことがない」というのが心理的抵抗になっている場合が多いです。持論ですが、1回でも「やったことがある」の状態を作ることで、抵抗感が減りその後の勉強が進みやすくなるので、まず手を動かすことが重要です。

その中での約束事は、一度で覚えようとしないこと！
これが勉強のコツです。完璧主義は挫折の元。わからないことがあればスキップしてわかりそうな部分から進めていきましょう。（当ブログもわからない部分は飛ばして良いので、その代わり最後まで読んでみてください！）

では以上を踏まえて、最初に作ってみてほしい、Marketoの基本的な要素を紹介していきます！

プログラムを作ってみる

Marketo内でどんな施策をするにしてもプログラムの作成は必須です。
プログラムというのは、超簡単に説明すると施策に必要な要素を格納するための「入れ物」です。中身がなければ何の悪さもしないですし、中身があってもその中身を有効化しなければ何の問題もないので、安心して作成してください。

ローカルアセットを作ってみる

先述した、プログラムに入れる中身のことです！
Marketoにはメールアセットやランディングページなどさまざまなアセットが存在しますが、これらも基本的には「承認」や「実行」などをしなければ何かに影響を与えることはありません。安心して作成してください!!

スマートリストを作ってみる

次にローカルアセットの中からスマートリストを作成しましょう。
スマートリストとは「●●●した人」（例：フォームを記入した人）や「◼︎◼︎◼︎な人」（例：役職が「課長」の人）といった、属性によってリードを自動でリストアップできる機能です。
アセットとしてのスマートリスト以外にも、スマートキャンペーンやメールプログラム、レポート、セグメンテーションの作成など、ありとあらゆる場面で使用します。今はまだ具体的なイメージが湧かなくても、必ず覚えるべき基本機能です。
スマートリストも、これ単体では何の悪さもしないので安心していろいろな条件を試してみましょう。

これでバッチリ？

ここまでいろいろと作ってみましたが、これでMarketoバッチリ！　と言える方はいないと思います。
それもそのはず。なぜなら今は「知識の点」を増やしている段階だからです。
それ単体では役に立ちませんが、点と点が繋がっていくことでやりたい施策を実現できたり、応用が効くようになってきます。

また、冒頭でもお伝えしたとおり、「自分がわからないことが何か」というのも見えてきたのではないでしょうか？

例えば
・プログラム4つ作ったけど、その使い分けは？　とか
・スマートリストの他にリストってものがあったけど、何が違うの？　とか
・制約って何だろう？　とか

その疑問を1つ ひとつ解決していくことで知識の点が増えていき、知識の点が増えていけば今までわからなかったこともだんだんわかるようになっていきます。
冒頭で、「一度で覚えようとしないこと！」と約束したのはそのため。今わからなくても勉強していけばわかるようになるのです。

あなたも焦らず1つずつ知識の点を増やしていきましょう！