ウェビナー収録に必要な機材って？

投稿日 2024年4月5日
更新日 2024年6月17日
著者大野皓平
カテゴリー動画制作

ルシダスのウェビナーに関わることが増えてきた大野です！
今やマーケティング重要施策の1つ、ウェビナー。しかし「自社でウェビナー収録するぞ！」と言われても、「え、映像制作なんてやったことないよ……」とお悩みの方も多いようです。せっかく作成するのだから、できるだけクオリティーの高いものを作り、多くの方に見てもらいたいですよね。でもわからないことだらけというあなたに、準備しておきたい機材と撮影のポイントをお伝えします！

絶対に用意してほしい機材3選！

1. カメラと三脚

まずは、撮影にはカメラがないと始まりません。実は高額なカメラでなくても、身の回りにあるスマートフォンでもいいんです。パソコンに付いているカメラはZoomなどのビデオ会議には適しているのですが、目線の位置や画角が良くないため、チープで準備不足、言い換えると「適当にあった機材で適当にやっている」ような印象を与えてしまいます。

撮影の際に気をつけるポイントは、被写体となる演者を「セーフティーゾーン」内に収めることです。セーフティーゾーンとは、視聴者側で画面に映し出される範囲。これを意識しないと、デバイスによって演者が見切れてしまう可能性があります。

また、カメラを安定させるための三脚も必須です。カメラの位置が演者の目線より下になると、視聴者側からは見下ろされているように見えてしまうので、演者の目線より若干高い位置から、被写体を少し見下ろすような形でセットしましょう。

2. マイク

マイクなんて必要ないと思っていませんか？

マイクを使用することはとても重要。どうしても映像に目が行きがちですが、実は映像以上に音声が重要なんです！　なぜかと言うと、カメラやスマホの内蔵マイクでは音質が悪く、一気に素人くさくなってしまうから。

それなりに音質が良ければ、スタンドマイクやヘッドセッドでも良いのですが、見た目がイマイチですよね。そこで、見た目と音質の両立ができる「ピンマイク」がオススメです。値段もリーズナブルなものが多いですよ。

ピンマイクを使用する際は、口元に近い服の襟に付けましょう。マイクが目立たないようにコードを服の中に通すなど、見栄えも意識してみてください。

また、収録前には必ずマイクテストをしましょう！　服の擦れる音を拾ってしまったり、そもそも音を拾っていないことも……。（筆者経験済み笑）ルシダスでは、収録中もヘッドホン等で音声を常に確認しています。

3. 照明

オフィスや会議室にも照明があってすでに明るいから、照明いらないんじゃない？　と思うかもしれませんが、必ず何かしらの照明を準備しましょう。

基本的にオフィスや会議室などにある照明は天井に付いており、上から照らされるので手元が見やすく仕事はしやすいです。しかし正面から撮影する際には、顔が暗く見えたり、影が多く見えてしまうなど不都合が生じてしまいます。
そのため、正面か、もし可能であれば「正面斜め45度」の角度で少し高い位置から別の照明を当てましょう。影を減らし、顔をより立体的に明るく見せることができます。高画質での撮影が可能になり、映像にノイズも入りにくくなるというメリットも！

ただ、背後に窓があったりすると逆光になって、どんなに明るい照明を当てても負けてしまうので注意が必要です。裏を返すと、窓からの光も照明として利用できるということ。日照度などに左右されるので、少し上級のテクニックです。
グリーンバックを使用する場合は、被写体とは別にグリーンバックにも光が均一に当たるようにセットしましょう。（グリーンバックについては後述）

さらに用意すると便利な道具！

持っているとより撮影が便利になる機材についてご紹介します。

1. サブモニター

サブモニターは、カンペや内容をまとめたノートなどを映し出すために使用します。なるべくカメラの近くに設置しつつ、あまりカメラから目線を外さずに見られる位置に設置すると良いでしょう。演者が何度もちらちらとパソコンの画面を覗き込んだり手元のメモに目を落としたりしないので、一気に目線がプロっぽくなるおまけ付きです！

2. グリーンバック

グリーンバックを使用して撮影すると、背景をキレイに合成できます。テーマに適した場所で撮影しているかのように見せたり、シンプルな背景にしてウェビナーに集中させるなど、演出の幅が広がります。
グリーンバックでの撮影時は、演者の服装にも気をつけましょう。緑や黄色い色みのものは透けてしまいます！