その資格、何に効く?未来を変えるヒント

その資格、何に効く?未来を変えるヒント

今欲しい資格は「第二種電気工事士」のオバマです! 実は自宅のリフォームを夫婦でやっているので電気工事をしたいんですよね〜。
こんなふうにプライベートでも使える資格だけじゃなく、仕事でも資格が関わる場面があります。今回は、仕事に関する資格の必要性について考えてみました。

そもそも資格って必要?

YesかNoかでいうと「Maybe」――「人による」が答えです。

Yes …… 資格が必要な職種

公的資格がないとできない仕事があります。例えば弁護士、医師、バスの運転士、自動車整備士など、資格を持っていないとこの仕事をすること自体が禁止されているものです。

No …… 実務経験が評価される職種

実務が優先される現場では、資格は必要とされません。マーケターやWeb担当者、営業職などは資格がなくても携われます。

実際にはMaybe …… 信頼や選択肢に効く資格もある

資格がなくても仕事はできるけれど、あった方が良いケースも確かに存在します。たとえ業務内容が変わらなくても、相手に信頼や安心感を与える意味で資格が役立つ場面があります。

もし資格があったらどうなる?

前述のとおり、資格が必要かどうかは「取る人の状況による」ところが大きいです。

例えば「Excel検定」で考えてみると、Excelを使った実務経験が10年ある人は、「実務経験10年」の方が検定よりも実力の証明になります。いまさら取得しても効果が出にくいでしょう。ただし「自信をつけるために取得する」という選択肢もあります。

一方で商業高校の学生の場合は、Excel検定を取得していても実務スキルの証明にはなりませんが、「セルってなんですか?」とは言わない程度の証明にはなりますね(笑)。持っていないよりは持っていた方が就活には役立つはずです。だって、実務スキルがないのは、就活生全員が同じなんですから。

このように、資格を持っていると仕事の幅やキャリアの選択肢が広がったり、自信と信頼獲得につながることも考えられます。

「資格があってよかった」と感じた体験

過去に私が勤務していた旅行会社には、すでに「旅行業務取扱管理者」の資格保持者が在籍していました。私の資格取得は必須ではなかったものの、「有資格者が辞めたら営業できない」というリスクがあったため、会社は資格取得を推奨。これを受け私は3年の実務経験を積んだのち、資格を取得しました。

変わったのは「自分の中の自信と相手からの信頼」

資格を取得したことにより、「私には資格を取得できるだけの専門知識がある」という自負ができたことがもっとも大きい変化でした。

過去の実務経験を知らないお客様にも専門家である証明ができ、安心して発注してもらえるように。会社にとっても有資格者が増えたことが安心材料となり、社内でもより信頼される立場になれました。

私にとっては「資格を取得してよかった!=Yes」。しかも実務経験があったからこそ、意味のある資格取になったと思います。


「資格を取るかどうか」ではなく「資格を取ってどう生かすか」が大切

実務ができる人にとって、資格は「今は必要ではない」かもしれません。でも、資格があると確実に「選択肢が広がる」なら考慮した方がよいでしょう。

あなたは、次にどんな仕事ができる人になりたいですか?

自分の目的や今後のキャリアを考えたときに資格がその助けになるなら、取得を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

執筆者プロフィール

小濱有希子
小濱有希子
大学卒業後、和菓子メーカーの商品企画、印刷会社のディレクター、雑誌編集、観光地域づくりコンサルティングと、さまざまな業界を経験してきました。国内旅行業務取扱管理者の資格も…[続きを読む]

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