Marketoの「アラートメール」を活用しよう!!

どうも！ ルシダス・バリ島支店長（嘘）の加藤です。

皆さんもご存じのとおり、Marketoは、「顧客一人ひとりにあった内容、タイミング、方法によるコミュニケーションをとって、顧客とのエンゲージメントを高めるためのプラットフォーム」。

オンライン、オフライン問わず、さまざまなチャネルでの顧客の行動とその背景にあるインサイトを把握し、パーソナライズされたコミュニケーションを行うことで、顧客と長期的な関係を構築するための便利ツールです。

パーソナライズされたコミュニケーションを行うために、

……と、さまざまなパーソナライズメール送信の仕組みが具備されています。

「お客さん向け」だけじゃない

あなたもMarketoユーザーなら、「どんな風にメールを送ったら、お客様がもっと喜んでくれるかな」と、日々色々と試行錯誤しながら運用をされているのではないでしょうか？

しかし！ 実は、お客様に対してメールを出すだけじゃもったいないんです！
それでは、Marketoの素晴らしさを十分に活かし切れているとは言えません。

「え？ お客様以外に誰にメールを出すの？」
という声が聞こえてきそうですが、それはズバリ「自社の営業担当」です。

「どんな風にメールを送ったら、お客様がもっと喜んでくれるかな」だけではなく、
「どんな情報をメールで送ったら、営業担当がもっと喜んでくれるかな」も考えるのが、イケてるマーケターです！

Marketoには「アラートの送信」という機能があります。
これを使って、営業担当にアラートメールを送信することができるんです。

「アラートを送信」するのはどんなシチュエーション？

「アラートの送信」とは、リードの行動などをトリガーにして、その該当リードの情報が記載された通知メールを、営業担当などの関係者に送信できるという機能です。

スマートキャンペーンのフローアクション内の「アラートの送信」を使って設定します。（細かな設定方法については、ここでは割愛します。）

……などなど、さまざまなアイデアが考えられるかと思います。

アラートメールが早々に機能しなくなるのは

アラートメール送信を設計する際、最も大切なポイントは「営業担当の気持ちになって考える」こと。

ご存じのとおり、営業マンは、営業戦略立案、外回り、提案資料作成、見積書作成、契約締結、請求書発行、入金確認、活動記録、日々のお客様対応……などなど、日々忙しく過ごしているものです。

そんな多忙な状況の中で、システムからアラートメールがむやみやたらに飛んできたら、どう思うでしょうか？
「またマーケティング担当が無駄なメールを送ってきやがった。オレ達は目の前の仕事で忙しいんだ。そんなものに対応している暇があったら、1件でも多く外回りに行った方がいい。無視だ無視」ってなりませんか？

私たちマーケターは、少しでも営業の参考になればと良かれと思って情報を送っているのですが、これではありがた迷惑になってしまいます。

営業不在で事を進めない

このような事態を避けるためにも、アラートメールの送信設計の際には、「必ず」 営業担当を交えて議論をすることをお勧めします。
よく、マーケターの考えだけでアラートメールを設計してしまう場合があるのですが、このようなアラートメールは、正直ほとんど機能しません。

実際にアラートメールを受け取って、お客様に対してアクションをする現場にいるのは、営業担当。
彼らは、本当はどのような情報が欲しいのか。
それを徹底的に突き詰めて考えるのが、アラートメール設計のコツです。

また、一度設定したら終わりではなく、定期的に営業担当から意見をフィードバックしてもらいつつ、ブラッシュアップに向けて常にPDCAを回し続けることも、成功のカギの1つです。

あなたも「どんな情報をメールで送ったら、営業担当がもっと喜んでくれるか」を徹底的に考えて、Marketoの「アラートの送信」を活用してみてください！