なんでマーケティングって必要なの？

そうね、爆売れするかどうかは置いといて、きちんとしたマーケティングをやれば売り上げへの貢献はする、というか、しないといけないんだよね。

もうちょっと丁寧に！w

仕方ないな。ここからはマーケティングロックスターが書きますか。😅

マーケティングは古くから存在するけど、要は営業さんや店員さんといった「直接販売に関わる人たち」だけでは達成できない、商品を購入する可能性のある幅広いお客様にも購入を検討していただけるようにするために必要な「コミュニケーション」なんだ。

古くは、新聞や雑誌、屋外看板とかしかなかったような時代でさえ、広告という手法で商品の存在を知らしめたり、欲しくなるような売り文句なんかを添えたりしてた。いつの時代も商売人というのは、その時代に合ったメディアを使いながら上手にコミュニケーションを図ってたわけだね。
それこそ、日本のチンドン屋さんもその時代の立派なマーケティング手法だったわけだしね。

嘘はダメだよw　今の時代、法的にも倫理的にも誇大広告を出すことは景品表示法をはじめいろいろな規制があるからね。って、君自身がそれについて語ってたよね!?　コンプライアンスの鬼はどうしたんだ!? w

はいはいw　でも昔の規制がなかったり、緩かった時代の広告を見ると面白いよ！　はっきり言って何の根拠もない効能をうたった薬とか、あるわけない効果をうたった商品とか。
昔の人だってきっと、広告を見ても「話半分」でしか受け止めないから、どこも少しあおるぐらいの内容じゃないと割り引かれて受け止められたんだろうなぁ、なんて想像すると面白いんだよね。
中には、商品そのものが今では規制対象だったり、違法だったりするものもあるから、なかなか刺激的な広告もいっぱいあるんだ。

お！　ルシくん、詳しいねぇ！

残念ながら赤いサンタクロースはコカ・コーラの有名な広告活動よりも前から存在してたようだけど、1931年から始まった広告でのサンタクロースの起用以前のサンタのイメージは、背が高く細かったり、背が低く妖精か小人のようだったり、知的な紳士だったり、はたまたかなり怖い見た目のもあって、「これ」っていうのは決まってなかったらしいよ。
コカ・コーラが1931年に画家に依頼して広告画を描いてもらって初めて、今のような太った、白い髭で、陽気で頬がふっくらした笑い皺のある愛されキャラクターとして定着したから、その影響力は偉大だよね。

でもね、ルシくん、今みたいな話も今はネットで検索すればすぐに出てくるんだ。
そして、今の時代では広告で好き勝手に書いたとしても、消費者はネットで検索してクチコミとかあらゆる情報に接触するから、ますます企業にとっては誠実なコミュニケーションをすることが重要になってるんだよね。

そうだね、僕はマーケティングとコミュニケーションという言葉を割とルーズに同意語のように使うことがあるんだけど、それは本質に近いと思うんだ。

マーケティングって一言で言っても広告もマーケティング、メルマガもマーケティング、市場調査もマーケティング、パッケージデザインもブランディングも全部マーケティングの一部。だけど共通してるのは、お客様になる可能性のある人に対して、何かをコミュニケーションするための施策や研究や開発だったりすることだと思う。

そうだね。って、それ、僕が一番最初に話したことだよね!?