基本の4パターンで、文字レイアウトをモノにする!

基本の4パターンで、文字レイアウトをモノにする!

一般的な文書を形作るおもだった要素として、文字が一番大きな役割を果たしているということは、まず異論のないところだと思います。
図版や写真などは多くの場合、文字で伝わる情報を補う働きはあるものの、具体的な情報を伝えるのは、何といっても文字によるところが多いものです。

マーケティング用コンテンツでもちろんそうですが、文字で伝えるからには、それを最後まで読んでほしいという想いがあるはずですよね。
そのために、見栄えの良いアートワークを差し込むだけでなく、文字そのものを見やすく、読みやすく整えることが不可欠です。
では、文字を整えるためにはどんなテクニックがあるのでしょうか? レイアウトの点から考えてみましょう。

まずはありものを簡単に分析

手はじめに、身近にある文書を文字レイアウトの視点で分析してみます。
次の画像はごく一般的なビジネス文書の一例で、その中でどのように文字がレイアウトされているかを分類したものですが、見ていくと「文字のどこかを揃える」という点で、いくつかのパターンがあるということに気がつくと思います。

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基本の4パターン

上の図で色分けされているように、文字を揃える方向については、左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃え(均等割付)という4つのパターンに分類することができます。
そして驚くべきは、この4パターンこそが文字レイアウトの基本であると同時に、すべてだということです。
どんな文字レイアウトでも、分解していくと必ずこのどれかに当てはまる!ということで、あらゆる文字コンテンツに共通するパターンなのです。

実際のレイアウト設定

例によってWordでこれを設定する場合は、通常[書式設定]のメニューから行いますが、段落単位だけでなく、行単位やテキストボックス単位でも設定でき、実際に文書を作っていく上でとても細やかで柔軟な設定が可能です(具体的な操作手順は、バージョンごとに違いがあるため各自でご確認ください)。

常に意識するといいのが、文書内のコンテンツが両端でそれぞれきれいに揃って、それが左右で一本ずつの縦線を形作るよう心がけることです。特に右端は左端に比べて揃いにくいので(右端は行末になることが多いため)、右揃えや両端揃えを使って、右にも美しいラインを作りましょう。
例外は中央揃えの場合で、この場合は左右ではなく、文書の真ん中を貫く一本のラインができるよう心がけます。

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まずは手近な印刷物を題材に、どこをどう揃えてあるのかよく観察し、次に新しく作る文書にその観察結果を盛り込みながら、少しずつ美しいラインを持つレイアウトを究めていきましょう!

執筆者プロフィール

本田 一彦
本田 一彦
学校では音楽関係の勉強をしてきたにもかかわらず、写植オペレーター兼版下フィニッシャーとして、約30年前にそのキャリアをスタート。工場にゴロゴロいた、もと活版…[続きを読む]

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