ルシダスの(自称)マーケティングロックスターの池上です!
今日のブログは、是非、稲川淳二の声でお読みください。
皆様がマーケティングのために配信しているメールには、配信停止を希望する人のために配信停止の仕組みがあるはずです。
ない方は……迷惑メール防止法違反に該当するという、もっと怖い話になってる可能性もあるので、すぐにご確認いただいた方がよいですよ!
さて、マーケターをやっていれば、配信停止はとても気になるものです。
できればしてほしくない。だから、あの手この手で、配信停止にならないように努力をしているはずです。
例えば、共感してもらえるコンテンツになるよう工夫したり、配信スケジュールに気を使ったり、できることは色々です。
そんな時、ついつい頭をよぎるのは、配信停止リンクを見つけにくい場所に置いたり、あるいは配信停止のプロセスそのものを複雑化させること。
マーケターである以上、そういう気持ちが起こるのは当然です。
でも……これは、絶対にやってはいけません。倫理的な問題だけではないんです。
あるクライアントに起こった悲劇
お名前は申し上げられませんが、その昔、配信停止を減らすために、本当に配信停止プロセスを複雑化させてしまったお客様がいました。
メールアドレスだけではなく、登録時に使った電話番号の入力も必須。
さらに、自動で送られてくる「確認メール」に含まれたリンクをクリックして再度メールアドレスを入力するという、複雑なものでした。
次第に、メールの開封率、そして反応率も下がっていったのです。
コンテンツ自体は磨きがかかって良くなっているはずなのに、です。
実は、「配信停止」のプロセスを難しくしたがために、配信停止をせずに「迷惑メールとして報告」する受取人が増えてしまったのです。
その結果、このクライアントから送られてくるメールのスコアがどんどん下がり、さまざまなメールサーバーからブラックリスト化されてしまいました。
マーケティングメールを送信すると、バウンスするわけでも、エラーメッセージが返ってくるでもなく、受取人の目に触れることなくそっと消されていたのです。
来る者拒まず、去る者追わず
配信停止はしてほしくないという気持ちはわかりますが、受け取りたくないと思っている人には、あなた自身のためにも速やかに配信停止させてあげるのがベストプラクティスです。
受け取りたくないと思っている以上は、連続してメールを送っても読んでくれるわけないんですから、ここは素直に対応するのが最善の策です。
そして、メールが本当に届いているのかモニタリングをすることも重要です。
マーケティングメールに関しては他にもたくさんのTipsがありますので、興味のある方は「マーケティングメール 25のヒント」をぜひダウンロードしてみてください。
執筆者プロフィール

- 株式会社ルシダスの代表にしてマーケティングロックスターを自認しており、経営とマーケターの二足のわらじでお客様の課題解決に邁進する…[続きを読む]
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