ネット広告、やってみたいけどちょっと怖い?

ネット広告、やってみたいけどちょっと怖い?

年齢とともに手術の負担が重くなることを実感してしまった、マーケティングロックスターの池上です!(扁桃腺切ったからもう不意に高熱出したりしないぞ〜!)

世の中、広告で溢れかえってますよね。

朝起きて、トイレでスマホを見るにしても、テレビをつけるにしても、何かしら広告が流れてます。
外に出れば屋外広告に交通広告、会社につけばDMにメルマガ……。

こうしていろいろな広告が氾濫し続ける中でも、必ず気になる広告というものがあるはず。
例えば競合他社の広告。気になりますよね〜。
特に、自社で広告活動をしていなかったりすると、ことさら見過ごせません。

やりたい気持ちはある、でもどこから?

自社でやろうかな、と思うけど、どう始めたらいいのかわからない。
やってみたい気もするけど、「広告費ばっかりかかって何も売り上げが増えなかった」「お金の無駄だった」なんていう話を思い出したり。

だけど本当は、広告ってそんな難しい話じゃないはずです。

特に、大企業並みに膨大な広告予算を持っているわけではない中小や中堅企業にとって、実は広告の中でも、ネット広告が最も敷居が低く、そして結果や効果が見えやすいものでもあるのです。

というわけで、絶対に役立つネット広告の基本的な考え方を、ロックスター流に説明します!

まずざっくりと「何がしたいか?」から

広告の種類というのはたくさんあります。

Googleで検索した時に上位に表示される広告、これを検索連動型広告とかリスティング広告などと呼びます。
他にも、例えばFacebookに表示される広告、通称ソーシャル広告などと呼ばれたりします。

とまぁ、広告の種類は色々あるのですが、これは実は追って勉強すればいいことなので、まだ小難しく考える必要はありません。
なぜなら、やりたいことが決まれば、自ずとどの広告媒体について勉強する必要があるのか、具体的にわかるようになるからです!

大事なのは後にも先にも、何を広告したいのか、そして、何を得たいのか? という定義付けなんです!

漠然と打った広告には漠然とした結果しか出ませんし、漠然とした結果というのは、まぁ、本音を言うと、まったく効果のない広告ともいえます。

こういう広告を打つと、「あれは役に立たないものだ、お金をドブに捨てた」という感想になってしまうわけです。

 ユーザー目線で考えよう

何を広告し、何を得たいのかを考えるにあたっての最大のコツは、受け手の気持ちになることです。

というわけで、ちょっと深堀りしましょう。

1. 何を広告したいのか?

愚問かもしれませんが、大事です。
製品やサービス、つまり売り上げにつながるアレを広告したい。

でも、ちょっと待ってください。

直販をしていたり、衝動買いが促せるような商材だったらいいのですが、広告を1つ見たからといって、それは本当に買ってもらえるものなの?
広告は、ワンクリックで購入を促せるページに誘導できるの?

すべてYESじゃなければ、それはやっていはいけない広告です。

例えば、家を売りたいとします。

漠然と「家を買いたい」と思ってる人に「家ありますよ〜!」と呼びかけても、クリックはしないと思います。
漠然としすぎてるし、衝動買いするようなものでもないですから。

そもそも、家を買いたいという人にはさまざまな「事情」があるはずです。
子供が生まれたからそろそろマイホーム、あるいは定年後の終の住処だったり。
予算、場所、規模感など、色々ありますよね。

そこに着目すれば、「家がありますよ〜」ではなく、「お子様の学区や後々の相続まで考えた家づくりのヒント教えます!」というメッセージを付けて、広告を打つことができます。
これなら、「おや?」と思ってもらえる確率はググッとアップしますよね。

だけどそれだけじゃ、お金をかけてボランティアをするお人好しです。

鍵を握っているのは、次のポイントです。

2. 何を得たいのか?

今回の例である住宅は、さすがに「今すぐ買う」というボタンを付けて売れるようなものではないと思います。

ですから、広告をクリックした後に表示されるページにどれほど販売情報をのっけても、読んでもらえたのかどうかもわからぬままに、そのお客様はどこかに行ってしまうでしょう。

でも……件の「家とお子様の長〜いお付き合い計画・10のチェックポイント」という無料冊子の申し込みフォームがあったら、どうでしょうか?
そのお客様はもしかしたら、フォームを記入して、お名前やメールアドレス、住所、電話番号などを教えてくれるかもしれません。
そうしたら、広告予算を使わなくても、継続的にコンタクトすることができますよね!

広告で得たいのは、長い目では「売り上げ」なのは当然ですが、いきなりそれが達成できるわけではない商材が多い世の中、無駄打ちにならない、実際に成果が出せるゴールを目的に据える必要があるんです。

あとは、その広告物と目標がしっかりと決まれば、検索連動型広告がいいのか、ソーシャル広告がいいのか、そのコンテキストから見えてくるものがあります。

目的を見失わないためのヒント

最後に、私がよく目にする失敗例を共有したいと思います。

それは、広告を「プロモーション」と捉えすぎて、具体的な成果を求めないこと。
つまり、名前を知ってもらい、認知をしてもらうのが広告だから、それ自体から直接的な結果が出る必要はない(あくまでもKPIは表示回数や接触回数)という考え方です。

でも、よく考えてみてください。

例えば、今回の例のように名前や個人情報を教えてもらえるような施策(リード獲得施策)だって、認知拡大のためのプロモーションになるんです。

なので必ず、具体的な結果を想定して挑んでください!

「うちの商材はそんなに簡単じゃないぞ!」という方、あるいは「もうちょっと具体的に教えて欲しいぞ!」という方、ぜひ、ルシダスにチャレンジングな課題をぶつけてみてください!

執筆者プロフィール

池上ジョナサン
池上ジョナサン
株式会社ルシダスの代表にしてマーケティングロックスターを自認しており、経営とマーケターの二足のわらじでお客様の課題解決に邁進する…[続きを読む]

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