自走って、そんなに簡単?

自走って、そんなに簡単?

ランチのメニューは直感で割と早く決められるのに、仕事になると「これで合ってるのかな……」と心配になり見落としている「正解」がないか時間をかけて探しがちな西です!

これまでいくつかの仕事を経験する中で、指示通りに動くことと、自分で考えて動くことの間には、大きな差があると感じています。

「自走できる社員」って、どんな社員?

ここ数年「自走できる社員」という言葉を聞くことが増えました。
同時に、「静かな退職」という言葉も広がっていて、仕事との距離の取り方が話題になっていると感じます。

こうした「自走」が求められる背景には、IT技術の発展もありそうです。
指示を待つだけでなく、自分で判断して動く場面が増えているのかもしれません。

では、社員に求められる「自走力」とは、具体的にどんなものでしょうか。
実際に、私の身の回りで「自走できているな」と感じる社員の特徴を挙げてみます。

  • たとえば、作業を指示されるのを待つのではなく、対応が必要な仕事を自分で見つけて動き出せる人は「自走できている」と感じます。
  • 具体的には、「資料を作る」というシンプルな作業でも、その資料を作る目的や、解決すべき課題まで考えられる人です。
  • さらに、自分の責任範囲を理解したうえで、自己判断で進める部分と、周囲に確認すべき部分を見極めながら、柔軟に進められる人です。

当てはまるところはありましたか? 私自身、この特徴に当てはまるか、と尋ねられたら、「まだまだ!」と感じるところも多いです。

動けないのは、「能力不足」が原因なのか?

もちろん、頭では、これらの特徴に当てはまる人間になるよう、動かないといけないことはわかっています。
とはいえ、わかっていても実際には、なかなかうまくいきません。

では、なぜ頭では理解していても動けないのでしょうか。
私自身がこれまで感じてきたことも含めて、動けない理由も挙げてみます。

  • 仕事の全体像が見えていない
  • 判断基準がわかっていない
  • 間違えたときの恐怖がある
  • 責任を持つ範囲が曖昧・裁量がない
  • 過去の経験がブレーキになっている

こうしてみると、知識不足、環境要因や心理的要因などさまざまです。
要因が複数あり、単純に「能力不足」とも言えなさそうです。

実は、足りてないのは「失敗経験」だった

私も自分なりに動いてみて、方向性がずれて注意を受けたことがあります。

たとえば、MA運用のレポートをまとめたとき。
自分なりに数値を拾って、資料を作ったのですが「レポートの数字がその後どう活用されるか」までは考えられていませんでした。その結果、やらなくてもよいことまでして余計な工数がかかったことを覚えています。

時間がかかり、周囲にも負担がかかります。そのたびに「勝手に動かない方がよかったのかも」と思うこともしばしば……。

しかし、その失敗から得たものもありました。

たとえば、どこまでなら動いていいのか」「自分なりに動ける範囲はどこかといった責任範囲。それから、無理に動いてしまえば空回りしてしまうため、「今は動かない方がいい」と判断することも、感覚としてつかめてきたのです。

また、事前確認の重要性も理解しました。
事前に物事を周りに確認することで、認識のズレがかなり減ったからです。

実際に、資料作成の前に周囲に共有しておくだけでフィードバックがもらいやすくなり、業務範囲を明確にできるようになりました。

事前確認については、こちらのブログも参考になります。

失敗しながら掴んでいく「自走力」

ここまで書いた働き方を意識しても、正直まだ「自走できる」とは断言できません。しかし、自走できる人も、最初から動けたわけではないはずです。

小さな失敗やズレを経験しながら、自分なりの動き方を掴んでいく
この積み重ねが「自走力」につながっていると思います。

まずは、周囲と並走しながら、自分が動けると思ったタイミングで少しずつ試してみることが大事です。無理なく自走力を身につけるためにも、ぜひできるところから始めてみてくださいね!

執筆者プロフィール

西智子
西智子
東京で生まれ、3歳から小学3年生までを旭川で過ごし、その後また東京へ戻り、大学卒業と同時に旭川に戻ってきました。大学卒業後は旭川で会計事務や営業事務を経験。その中でチラシのデザインやホームページ関連の…[続きを読む]

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