マーケティングは農業だ!

マーケティングは農業だ!

今日もロックスターと声をかけていただけた、ルシダスのマーケティングロックスターの池上です!(1つだけお願いがあります。「ロックスター」と言った後に「ぷぷw」ってつけるのやめてください)

マーケティングと言われて、何を連想しますか?

デジタルマーケ担当だったら広告、SNS、イベント、テクノロジー、こういう言葉を連想するのではないかと思います。それ以外の人だとイベント、市場調査、商品開発、陳列、CM? などが浮かんでくるのではないでしょうか。

私はというと……マーケティングと言われて連想するのは「農業」です。

マーケティングと農業はプロセスが似ている

ルシダスの本社があるのは北海道旭川市、北海道内では第二の都市なんて言われていますが、「動物園のあるところ!」と覚えてもらえれば十分です。(厳密には本社から旭山動物園までは18kmほどありますが、北海道基準では「すぐそこ」と言われる範囲内ですので、OKです! w)

とはいえ、旭川の中でも田舎と言われる南の外れ、農業と観光で有名な(そして先日、台風の大雨で被害を受けた)美瑛町と隣接したエリアで、周辺は田んぼや畑だらけです。
実は弊社のオフィスが入っている建物も元々農協として使われていた場所というぐらい、農業とは切っても切れないお土地柄です。

そんな場所にあって、春夏秋冬、農業の営みを間近に見ることができます。

まずは営農計画が立てられ、土作りをし、種や苗が植えつけられ、生育中は雑草管理や追肥がなされ、集荷量と出荷先の計画が練られる。
途中、天候状況等で計画が狂うので調整がなされ、収穫され、そして出荷されていく。

このプロセスが、マーケティングとそっくりだと感じています。

マーケティングでも、まずはコミュニケーションを作るための土壌として自社所有チャンネル(オウンドメディア)やSNSを整え、それからコンテンツや広告という種を蒔き、イベントや単発キャンペーンという管理や追肥にも似た活動が行われます。

途中、想定KPIに達しない場合は調整のために出稿量を増やすなどの施策をとり、リードの獲得などもし、最終的にはお買い上げに到達するわけです。

全体像、俯瞰できてますか?

にもかかわらず……多くの場合、マーケティングの全体計画は局所解に陥ってしまっています。
農業で言えば、種まきと出荷の準備がおろそかになっているのに、追肥する肥料の組成には並々ならぬ研究と努力をかけるようなものです。
それ自体は間違ってはいないのですが、全体戦略がおろそかになっていれば、どんなに局所的に素晴らしいものを作っても最終的な結果が伴わない。
そして結果が出ないと、そもそもの施策自体が失敗だった(肥料組成が間違っていた)という間違った結論を導き出しかねないのです。

そういう事情もあり、ルシダスではご依頼いただいた作業範囲が特定領域のみだった場合でも、全体戦略を俯瞰的に理解するよう努め、場合によっては範囲外の部分に対しても改善提案を行っております。

一度立ち止まって、あなたの営農計画を俯瞰的に見渡してみてください。そして、問題は特定できたものの、すぐには解決策が見出だせない場合は、ぜひ、私たちまでご相談ください!

執筆者プロフィール

池上ジョナサン
池上ジョナサン
株式会社ルシダスの代表にしてマーケティングロックスターを自認しており、経営とマーケターの二足のわらじでお客様の課題解決に邁進する…[続きを読む]

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