Web解析で困ったら確認すべき6つのポイント!

寒暖の差が激しい北海道と東京を行き来して、冷え性が悪化している石神です。
時期によっては30℃差なんて当たり前……。
そんな自分は、毎日飲んでる自家製スムージーで体調管理しております。w

GAでチェックすべき項目は?

過去のブログで、GA(Google Analytics)とはなんぞや! ということをご紹介しました。
GAで何ができるのかは、そちらを見ていただければと思います。

今回は、「GAのどこの何を見たらいいのかわからない」という方のために、日々の業務の中でチェックしたほうがよい指標について、ポイントを交えてご紹介します。

1. ユーザー/概要

ウェブサイトにアクセスしてくれているユーザー数や、1回のアクセスで閲覧されたページ数を把握できます。

Point:急な増減がないかを確認しましょう(あれば、何が原因になっているのかを特定する必要があります)。

2. ユーザー/モバイル/概要

ユーザーがどんな端末でアクセスしているのかが把握できるため、例えば会社のPCからのアクセスが多いのか、私物のスマホからのアクセスが多いのか、などの分析に役立ちます。
自社の製品ページがどんな人に見られているかがわかるデータは、社内でも重宝されます。

Point:スマホやタブレットユーザーが多い場合は「レスポンシブを意識したページを作成する」などの戦略を立てることが可能です。

3. コンバージョン/目標/概要

事前設定が必要にはなりますが、設定したゴールに達成した件数や、セッション数からコンバージョンに至った比率などを確認することができます。
設定の一例としては、キャンペーンサイトから申し込み完了ページへのアクセスや、カタログダウンロードからThank Youページへのアクセス、お問い合わせページからお問い合わせ完了の確認ページへのアクセスなど。

Point:そのウェブサイトで達成したい目的などを考えて設定することをお勧めします!

4. 集客/すべてのトラフィック/チャネル

ユーザーがどこからウェブサイトにアクセスしてきたのかを把握することができます。
基本的には「Organic Search」「Direct」「Social」「Referral」の4つです。

特に意識したいのは「Organic Search」で、オーガニック検索からのアクセスが増えると、広告に頼らずに自社サイトに接触してきたということが推測されるため、重要な数値です。

また、Referralが急増した場合は、どんなところで自社のことが言及されているかを確認しましょう(いい意味での言及だけではないかもしれませんよ……)。

Point:それぞれの指標の意味を理解しましょう。

  • Organic Search – オーガニック検索からのアクセス
  • Direct – URLの直接入力やブックマークからのアクセス、またはブラウザー以外からのリンクからのアクセス(メールのリンクなど)
  • Social – GoogleがSNSと認識している先のリンクからのアクセス(クリックすることで詳細が確認可能)
  • Referral – 外部サイトのリンクからのアクセス

5. 行動/サイトコンテンツ/ランディングページ

ウェブサイトは、「トップから入る」という前提で全体のヒエラルキーが設計されていることが多々あります。
が、実際にはいきなり中のページから入ることが多いと考えられるため、これらの指標で、入り口がどこなのかを把握することができます。

Point:アクセスのきっかけとなったページがわかるので、導線設計やウェブサイトの回遊改善提案に役立てることができます。

6. 行動/サイトコンテンツ/すべてのページ

名前のとおりではありますが、全ページの中で、どのページがよく見られているかが確認できます。

Point:自社サイトで人気のあるコンテンツは何か? を特定できるので、「類似するコンテンツを拡充して、さらなるトラフィックを生み出すことができる」などのヒントも得られるはず!

最後に補足程度で……「集客/キャンペーン/オーガニック検索キーワード」も確認しておくとよいでしょう。
最近はSSL(https)を利用したサイトが多くなってきており、GAだけではうまく機能しないところではありますが、どのようなキーワードで検索してウェブサイトにアクセスしてきたのかが把握できます。

こうした数々の指標に起こる変化をキャッチしてサイト改善に活用できるようになれば、あなたはもう一流のウェブ担当者です!

次の一手を考える

GAを活用して、ユーザーが「どんな環境で、何を求めてアクセスしてきたか」を把握できたら、コンテンツ制作などの方針決めや優先順付けに活用することが可能です。
また、多くのアクセスを生み出すきっかけになったキーワードがわかれば、そのキーワードに沿ったコンテンツを作成することでさらなるトラフィックを誘導したりなど、ウェブサイトの改善に役立てることが可能です。

GAはあくまでもツールです。
マーケターがうまく活用しないと意味のないものになってしまいます。
何を見なければいけないのかを考えて、上手にGAを活用しましょう!

そうは言っても次の一手が思いつかない!
思いついたけどリソースが圧倒的に足りない!

……などのお悩みをお持ちの場合は、ルシダスまでお気軽にお問い合わせください!

執筆者プロフィール

石神嘉代郎
石神嘉代郎
2017年9月に入社し、今まで経験の無いIT企業、さらには日本でも最先端を走り続けていることもあり、覚えることだらけで大変ですが日々楽しく勤務してます…[続きを読む]

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