2017年の景気付けに当選発表!

2017年の景気付けに当選発表!

新年早々マーケティングロックスターってたくさん言ってもらえて浮かれている池上です!(何のことかさっぱりわからない方、こちらをお読みください。飛ばさず、最後まで読めばわかります。)

というわけで、何の事かわかっている方、あるいは今読んでわかった方、早速ですが当選発表の動画をどーぞ!

というわけで、シャンパン2本のお年玉プレゼント(!?)は石坂様に決まりました!サクラでもなんでもなく、本気です! お知り合いの方はどうぞタカってください!?

さて、当選発表は置いといて、今回のこの実験(?)の目的と結果も報告したいと思います。目的は、後付けですが、社長挨拶にどれほどの意味があるのか? というのを検証するためでした。

自分で書くのもなんですが、アレってほとんどの場合、「書かなきゃいけない」から書いてるだけの、一種の儀式のようなものだと思ってます。他社様のご挨拶を見ても、感想は変わらずですね。

ただ、いくら儀式のようなものだからって、それをメールで出したりするのは果たしてどうなんでしょうか?
普段から言っていることなのですが、「誰も読まないメールでも、打つだけタダ」ではなく、徐々にエンゲージメントや開封欲(とでもいいましょうか)が無意識に下がってしまっているはずです。

事実、1月4日のお昼前にご挨拶をメール配信したら、3名の配信停止処理がございました。ちょっとショックです。 立ち直れないかも……。

なお、ルシダスの場合はいくつか特殊事情もございますので、先にそれを羅列しておきます。

・まず、リードデータベース内の小さくない割合のリードとは直接のご面識があるため、私の実名メールアカウントから届くメールは「知ってる人」から来ているという点。

・さらに(これまでは)ほとんどメール配信を既存リードに対して実施していなかったため、珍しいところから来ている点。

・また、今回の「ご挨拶」に仕込んだイースターエッグ的なプレゼントキャンペーンに、1人が気付いた時点で他の方に若干口コミがなされた(実際、特定の時刻を中心に同じ会社の方複数名から一気に応募があったりしました)。

などです。

つまり、開封やクリックに関してはかなり好意的な方向に振れる事情があるので、ある程度数字は割り引いて考えた方がいいでしょう。

メール配信率
メールの配信率

実数は企業秘密ですのでちょっと伏せさせていただきますが、送信ターゲットの95.5%の方々に配信されました。
配信されなかった4.5%は、メールアドレスが変更されていたり、フォーム記入時の誤字脱字などが原因で未達となったものです。

普段からあまり配信を行っていないリスト向けだったにしては、悪くないかな?

開封時間
送信後経過時間ごとの開封数

半数以上が配信30分以内に開封をしてくれました。1月4日はまだお休みという方が多いことを考慮すると、悪くはないですね。

実は配信時間は11:47に設定しました。
経験上、11:30の配信のメルマガなどが結構多く、11:45でも良かったのですが、11:45に配信されるメルマガがもしあるとしたら、2分後に配信した方が一番上に来るかな、という読みでした。(笑)

開封率
開封率

開封率は地味に高いですね。
32.7%……正直、予想に反してました。

とは言え、ルシダスの他のメールの例を見ると、結構な数のクリックが、単に「ゴミ箱に移動」あるいはフォルダを入れ替えるタイミングで「開封」としてカウントされているのではないかなと思います。
実際、コメントを頂けましたお客様からも「不要な新年の挨拶はゴミ箱に移動させていましたが、こちら最後まで読んで、反応してしまいました(笑)」とありました。
ゴミ箱行きが多かったのと、やはり「知ってる人から」とか「普段めったに来ない人からの珍しさ」とか、色々あるのでしょう。

クリック率
クリック率

問題はここですね。クリック率。配信全体の11.9%。
これを多いと見るか、少ないと見るか。

メールを受け取った皆様は、色々な工夫がなされていると感じたことでしょう。
個人名で出している、読みやすく工夫している、いきなりメール内で挨拶を完結させず、「続きを読む」をクリックするように誘導する(かつ、文章の途中で切るなど、押したいという気持ちにさせる文章の工夫)など。

とはいえ、社長の挨拶です。面白くないんです。
で、11.9%。一気に下がってきました。そりゃそうですよね。

私は来た「ご挨拶」メールは全部見ましたが、それは、シャンパンが隠れてないか密かに知りたかったから、というだけです。はい。

応募率

で、最後に応募率ですが……。

つまり、メールが届いて、見事捨てずに開封をし、さらに、まったく面白くもなんともない文章を見てなお「続きを読む」をクリックし、さらにどう考えても堅苦しいだけの文章を読み続け、うっかりシャンパンが貰えるチャンスにたどり着いて応募したという、すべてのハードルを乗り越えた人は……。

1.27%

そうです。同僚からキャンペーンがあるというのを教えてもらった人や、面識があるから一応読んでおくかっていう、お付き合いな方も大勢いる中でも、本当に最後まで読んだと思われるのは、わずか1.27%。
環境が違えばもっと少ないはずです。

どうですか?
多いと思いましたか? 少ないと思いましたか?

同様の新年のご挨拶メールを出された方は、ぜひ比較をしてみることをお勧めします。
ご挨拶メールの配信数 × 0.0127(ベンチマーク)と開封率 × 0.039(擬似開封読書率)を比較してみてください。

もし擬似開封読書率がベンチマークを超えるようであれば、ルシダスのメールよりも多くの方が最後まで読んできれている可能性が高く、逆に少なければ、それだけ読まれていないという事になると思います(本当は、クリックを元に計測をしたり、何かしらのアクションを要する仕掛けをする方が正確な数字が取れますが、今回は簡易比較ということで)。

正直、「読まれないメールはあまり配信しない方がいい」という気持ちは変わりませんが(なので、配信停止3件は涙も止まりませんが)、他社と比較してみる機会はそんなに多くはないので、何かのご参考にしていただければと思います。

そして、全然及ばなかった! という方は、首を長〜くしてお待ちしておりますので、お問い合わせください!(今度は「プププ!」ではなく「こんな事で困ってるんですが、力になってもらえませんか?」でお願いします!)

というわけで、改めまして、2017年もよろしくお願いします!

執筆者プロフィール

池上ジョナサン
池上ジョナサン
株式会社ルシダスの代表にしてマーケティングロックスターを自認しており、経営とマーケターの二足のわらじでお客様の課題解決に邁進する…[続きを読む]

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