経理担当者が語る!クラウドツール導入のポイント

経理担当者が語る!クラウドツール導入のポイント

以前、クラウドツールのメリットデメリットについて書きましたが、今回は総仕上げとして、クラウドツール導入を検討する際のポイントを考えてみました。

ポイント1.セキュリティー面での優位性

クラウドツールのメリットが一般にも認知されてきている中で、その導入上最大のボトルネックとなるのが、「自分の目の届かない場所に大切なデータがある」という、安全面での漠然とした不安ではないかと思います。

でも、例えば目の届くところに現金が置いてあったとしても、やはり銀行に預けますよね
自社とデータセンターのどちらが安全かという議論も、それと同じことです。

サーバールームを施錠した鍵を誰が所有するか、そのプロセスがしっかり定義されているデータセンターと自社とでは、果たしてリスクは同じでしょうか?
また、外部からの脅威について、同じシステムを多数見ているクラウドツールベンダーと自社とでは、セキュリティー対策やアップデートに費やせるリソースには大きな差があるはずです。

経理担当者が語る!クラウドツール導入のポイント
自分の目の届かない所に高価な車を置く……これは不安?
ポイント2. ツール選択の過渡期という現状

弊社がfreeeを導入したきっかけは、以前顧問契約をしていた会計事務所が、こちらのビジネスニーズを満たさない古いタイプの会計ソフトを使っていたことです。
その事務所とは契約を打ち切り、クラウドツールが使えるという条件で新たに今の事務所を選びました。

このように、誰と仕事をしていくか? という根幹にも関わるほど、今、ツールの選択は1つの過渡期に差し掛かっているといえます。

ポイント3. 開拓の気風から導かれる将来性

実は私は、それまで経理や会計に関しては未経験で、簿記の知識もありませんでした。
それでも今何とかなっているのは、専門用語を極力排したfreeeの設計と、導入を支援してくれた税理士の先生のおかげだと思っています。

先生からは、「長坂さんのすごいところは、簿記の何たるかも知らないのに経理をこなしているところです」などと、褒められているのか呆れられているのかわからないお言葉を頂いたりしています。
作業時間が短縮されたことで、別の業務にも時間を割けるようになりました。

このように、合理性や効率化を求めて、既存のものを新たな視点から見つめ直して開発する気風を、多くのベンダーに感じています。

ポイント4. ユーザー自身も開拓者

しかし、新しい機能なら何でも取り入れればよいとは限りません。
作業内容によっては、従来通りのやり方をした方が良い場合もあります。

クラウドツールは今まさに新規開拓されている分野であり、試行錯誤の連続です。
1つの結果を出すのに「これが正解」というやり方があるわけではなく、ユーザー自身が、数ある機能を色々試し、最も効率の良い方法を見つけ出す姿勢が求められます。

これから何らかのクラウドツールの導入を検討されるときは、社内の仕事のあり方そのものを考え直す良い機会になるかもしれません。

そして5年後、10年後を見据えたツールの選択が、新たな可能性を拓きます。

執筆者プロフィール

長坂朋美
長坂朋美
ルシダスの設立当初から経理総務担当として奮闘してきましたが、実は経理も総務も初体験で、仕事を覚えるまではひと苦労でした。それが一段落した頃、もともと…[続きを読む]

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