抱える悩み、本当に見えている?

抱える悩み、本当に見えている?

晩御飯のメニューでいつも悩んでいる上村です。
何を食べるかで悩むのは楽しいですが、仕事で悩むのって辛いですよね。悪い現状からもっと良い方へ向かいたいのにどうしたらいいかわからず、出口を見失う経験、ありませんか?

私がデザイナーとして制作会社に勤めていたころ、特に印象深かったお悩みは「ウェブサイトを放置してしまうこと」です。
お手伝いしようにも、「どんな運用をしたいのか・なにを改善したいのか」についてお客様自身も具体的なビジョンを持っていないことが多く、私はよく頭を抱えていました。

そんな時には、悩みの本質や原因が何かはっきりさせる必要があります。それによって解決策が変わるからです。

原因を整理してみた

先述のお悩み「自社ウェブサイトを放置してしまう」を例に考えてみましょう。原因を整理すると以下の3点に絞られました。

  • 理解不足(ウェブサイトの知識が足りない)
  • 能力不足(パソコン苦手・文章が書けないなどの理由で、作業ができない)
  • リソース不足(人あるいは時間が足りない)

例えばこの中の能力不足が原因の場合、マニュアルを作る、レクチャーの機会を設けることなどが解決策として考えられます。
このように、漠然とした悩みを整理すると解決策も見え始め、改善につながるわけです。

おすすめの整理方法!

・紙に書き出す

頭の中だと整理しにくいので、悩みに関することを全て紙に書き出しましょう。視覚化すると全体像がはっきりし、解決策につながる新しい糸口が見つかるかもしれません。
デジタルな今の世ですが、紙に書くアナログな方法が意外と効果的だったりします。

・5W1Hに当てはめる

ビジネスでもよく用いられる情報整理の考え方「5W1H」に当てはめるのもおすすめです。例えば、先ほどの例だと

  • What:何を? 営業ツールとしてウェブサイトを運用したい
  • When:いつ? 放置していたが新年度から再スタートしたい
  • Who:関係者は? ウェブ担当、営業
  • Where:どこに問題が? ウェブサイト作業全般
  • Why:なぜ? ウェブ担当者が他の業務を兼任しているため、作業時間が取れない。
  • How:どうする? 業務を減らす。人員を増やす。外注……など

このように分解・整理すると、原因がどこか見えやすくなります。(上の紙に書くときも使えます)

・壁打ちする!

1人だと限界があるので、他の人に相談しましょう!
自分とは違う角度からの解決策や、見えていなかった問題に気づかせてくれるかもしれません。

行き詰まったら、専門家に相談だ!

ただ、実際に整理をしようとすると、これが結構難しいです。
試行錯誤も必要かもしれませんが、時間も労力もかかります。そんなときは「助けて!」と専門家へ丸投げし、相談相手になってもらうのもいい方法です。

ルシダスでは、ウェブサイトを活用したマーケティングに関して無料でコンサルタント相談も行っています。ぜひ、ご相談ください!

執筆者プロフィール

上村奈津美
上村奈津美
北海道富良野市出身。ドラマ「北の国から」の影響で町が活気に満ち満ちた中で育ち、昔から絵を描く事が好きだったのでデザイン学科がある旭川の大学へ。「仕事をするなら…[続きを読む]

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