北海道新幹線って実際のところどうよ!?

北海道新幹線って実際のところどうよ!?

旭川にある本社と東京にある支社の間を行き来するのが普通になりすぎて、そろそろ飛行機乗るにも定期券にできないものかと思ってしまうマーケティングロックスターの池上です!

旭川〜羽田間は実はJALとAirDO(ANA共同運航便)と合わせて毎日7往復飛んでおり、しかも過去10年の平均就航率は99.1%を誇っていて、雪が降ってもめったなことでは欠航しないのです。
しかも空港からルシダスのオフィスまでわずか6分!
実は札幌の新千歳空港(大雪が降ると欠航便が多く出る、また札幌市内まで約1時間かかる)と比較しても非常に安定しており、ビジネスをする上では重宝しております。

しかし、問題がないわけではありません。
日本有数の超人気観光地だけあって、時期によってはフライトの予約が取れない、あるいは非常に高額になってしまいます。
夏休みの予定を前々から組めるなら問題はないのですが、ビジネス利用だと比較的直前まで予定が決まらず、結果、帰宅難民になってしまうことがあります。

電車でGO!してみた

実は、今年の夏もそんな出来事がありました。
東京から飛んで帰ろうと思ったものの、軒並み満席。
やっと空席が出たと思ったのもつかの間、片道分が、ちょっとした格安パックツアーなら海外旅行できてしまいそうな値段になっている(苦笑)。

では、帰宅をあきらめるのか?
否っ!!

東京から北海道に行く方法は何も飛行機だけではない!
フェリーだってある!
そして何よりも、ついに開通した北海道新幹線があるじゃないか!

というわけで、前振りが長くなりましたが、東京で仕事を終えて自宅に帰るのに北海道新幹線に乗るのはアリなのか、ナシなのか、身を挺して検証してきました!

金曜日の午後、仕事を終えて東京駅へ。
いつもなら東京駅周辺のクライアント様のオフィス訪問をしているだけに、ここから東北新幹線のホームを目指すのは変な感じである。

飛行機と違って面倒な手続きなどに手間取ることもなく、シートベルトもなく、快適そのもの。
のんびり鉄道の旅というのも良い……と言いたいのだが、やはり個人的には2時間半を超えると長く感じてしまう。
約4時間の旅となると、「旅してる」感も強まる。

そして、夜には新函館北斗駅に到着!
ですが、大変失礼ながら「どこだよここ!?」というような場所。

新幹線発着駅にしてはあまりに何もない。。。

 

ここが最終目的地という人はほぼおらず、ここから乗り換えて函館駅に向かうことに。
さらに、夜も遅くなったのでこのまま乗り継いで帰宅とはいかず、函館で一泊。

夜到着という事情が事情なのでイカ仕方なく函館の海鮮を堪能することに。w

電車は続くよ、どこまでも

翌朝、在来線ディーゼル(!)特急列車で目指すは札幌!
しか〜し! これがまた4時間近くかかる!
東京〜新函館北斗間とほとんど同じ。
北海道の広さと新幹線の速度を甘く見てはいけないということですね。

列車旅は「旅してる感」が強いが、家に帰りたいだけだったはず、と考えてはいけない
それを考えると、ちょっとしんどくなってくる。(^^;

そう考えると札幌までの道中はなんとか我慢できるが、札幌で乗り換えて旭川までさらに1時間半の特急と考えると、心が折れそうになる。
折れてはいけないので、心に癒しを!
都合良く札幌大通り公園ではビアガーデン開催中!
大通公園の全部が巨大ビアガーデンになるという一大イベント!
1丁ごとにテーマとスポンサーが異なる会場は、どれに行くか考えるだけでまずは悩んでしまうぐらい。

行かにゃ損々! というわけで、ちょっと寄り道してビール。
札幌とミュンヘンは姉妹都市ということもあり、フランツィスカナーという大好きなヴァイツェンビールが飲めるエリアも。

ほどよく喉も潤したところで、気を取り直して旭川へ!
ここからは1時間半、しかも電化区間のため、ディーゼル列車と違い振動も少なく快適。
4時間のディーゼル旅と比べると一瞬と思えるほどの快適さだが、多分、お酒を飲んで寝てしまったというのも関係しているように思う。w

旭川についたらゴール! ではありません。
あいにく、会社は旭川と言っても空港の近く、さらに自宅にいたっては美瑛町という隣町!
旭川から先はワンマン運行しているディーゼル列車の富良野線

そしてやっと美瑛駅にゴール、自宅に帰れるのでありました〜。

交通手段は目的別に選ぼう

北海道新幹線は実際のところどうなのよ!? という問いに対する結論としては……
旅をするならアリ!
自宅に帰るために使うのは、あまりに無茶!(笑)

というわけで、飛行機でひとっ飛びの北海道も便利ですが、ぶらり途中下車的に函館の海産物を食べたり、札幌のビアガーデンで飲み食いしたりと、そういう楽しみ方もまた旅の醍醐味ですので、観光がてらにくる方にはオススメです。

執筆者プロフィール

池上ジョナサン
池上ジョナサン
株式会社ルシダスの代表にしてマーケティングロックスターを自認しており、経営とマーケターの二足のわらじでお客様の課題解決に邁進する…[続きを読む]

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